春めいて 2005.3.9

往診の途中、道ばたにいろんな花が咲いています。春ならではです。写真を撮りながら地元の人と立ち話です、病気の話や山野草の話。
●「先生、主人がお世話になりました。もう元気にしています」、「それは良かったですね」
●「いつも注射通いですけど、この頃は、ぼちぼち動くようにしています」、「無理せんとやってください」
●「アズマイチゲ、昨日は咲いとったぞ、今日はまだすぼんどるな、天気がよいと開くんや。それより節分草は咲いとるかね?」、「○○では満開ですわ」、「ほんならすぐ見に行こ、歩いて行ってくるわ」、
●「先生、大阪や名古屋からぎょうさん節分草見に来てくれやはるわ、先生がインターネットで知らせてくれるんかな?」、「すんません、○○さん、北海道や九州からも聞いてきゃはるんです。おにぎりでも売ったらどうですか、売れますよ。それより州浜草咲き出しましたね」、「ほんまですか、今日来た人らは見つからんとゆうてはりましたけど、咲き出しましたか」・・・


一面に咲いたセツブンソウ・・・賑やかです


ガク片が八重のものもあります
(花びらに見えるのはガク片です)


日を浴びて上を向く八重のセツブンソウ


アズマイチゲも後数日で満開になりそうです。天気のいい日だけ花を開いてくれます。


東一華とは、関東地方に咲く一輪草という意味です
どこかセツブンソウにも似ています。


キクザキイチゲとは葉っぱが違います。シナシナして菊の葉のような切れ込みがない


州浜草(スハマソウ)も咲き出しましたよ! まだ咲きたてで柔らかい


州浜草の由来は、葉が丸いところから


純白の白です。