伊吹野→息吹野 2005.4.10

ようやく桜が開き始めました。というより寒かった3月から一気に暑くなり、あわてて開き始めたという感じもします。普通の人なら、「春だなあ」と感じるのでしょうが、すでに2月からスプリング・エフェメラルを見てきて、もう咲き終わり、植物は種をつけています。「やっと世間の春なんか」というのが本音です。春の花のおもしろさは、花期の短さと変化の速さでしょう。大きい植物に追い越される前に花をつけ実を結びます。自然のドラマを見ている気分です。

息を吹き返す・・・息吹の野です。


カタクリはもうすぐ満開になりそう


地元の人、「カタクリは下向きに咲きますな」。
そう言われればそうですね。


ヤマネコノメソウは水際にぎっしり咲いています


オオイヌノフグリも


ニリンソウ(二輪草)が咲き始めました。


二輪草が咲くと、田んぼ仕事にかかるそうです。雑草なのでそのうち刈り取られる運命に。


このスミレは・・・(オオ)タチツボスミレかな?


一輪草も大きな花を広げました。


セツブンソウが咲いていた畑もすっかり里山の春らしくなりました。


これらの花が咲く前に、セツブンソウはもうすっかり種をつけ終わりました。


ヤマブキ(山吹)が咲き始め


アオキ(青木)も咲き始めました


桜は一気に開きましたが、5分咲きといったところでしょうか。


小学校も新年度になりました。自然豊かな中で
遊び、勉強し、たくましく育ってね。

里山を歩いていて、空き屋が多くなっていることを憂慮しています。
都会の人たちを受け入れることができないものかな?
もちろん、田舎の人の合意の元でないと、受け入れられないでしょうけど。
若くなくてもいい、人が増えれば、村が賑やかになり、元気になりそうに思います。
(健康面では私たちがフォローしますし・・・)
どなたかIターンされませんかね?