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朝 8:30〜 |
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午前 9:00〜 |
外来実習 @伊吹診療所 担当:H |
待合室実習 @大久保出張所 担当:H,U |
外来実習、調剤実習 @伊吹診療所 担当:H,U,Ns |
外来実習 @伊吹診療所 担当:H,U |
昼 13:00〜 |
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午後 14:00〜 |
往診実習 10件 担当:H |
介護認定審査会見学 @長浜 担当:N |
往診実習 10件 担当:H,U |
デイ実習 @愛らんど 担当:愛らんど職員 |
夕方 17:00〜 |
宿泊 ペンションいぶき |
ケースカンファレンス |
胸部レントゲンを撮影するまでの練習(撮影ボタンは医師がします)。現像もしてもらいました。 |
心電図をとってもらいました。胸部誘導の電極の場所は大丈夫? |
臀部への局麻薬の局注 |
2日前にぶつかって挫滅創になった傷(受傷直後、洗浄後) |
消毒しないで、ソーブサン(海草から作った繊維)を当てて、フィルムで覆いました。 |
2日目に受診された時の様子です。浸出液が出ていますが、化膿しているわけではないです。 |
洗ったあとの傷の様子(受傷2日目。消毒しない、乾燥させない治療法は非常に早く治ります。) |
その後は、バンドエイドキズパワーパッドで覆いました。(これも湿潤環境で治す絆創膏です) |
午後からは往診についてもらいました。雪です。 |
往診で血圧を測ってもらっている様子 |
診察も徐々に慣れてこられました。 |
傷の処置を見てもらいました。 |
◆経験したこと 外来実習では見学型でなく、心電図、採血、筋注といった手技や、レントゲン撮影(デモ)といった普段経験できない実習にも積極的に参加させていただきました。不慣れなために患者さんやスタッフの皆様には負担をおかけしましたが、今後にいかせるようにしたいと思います。 ◆印象に残ったこと 往診でターミナルの方を訪問したことが印象的でした。病気と闘うのではなく、病気を受け入れ、うまくつきあっていくという姿勢を目のあたりにしたと思います。病院であれば、容易に治療や24時間体制の介護を受けやすいかもしれませんが、それ以上に住み慣れた家で家族に見守られている事で安心感や満足感を得られているご様子でした。在宅でターミナルを迎えるためには、家族や福祉のサポート、こうした定期や緊急時にもかけつけてくれる医療のサポートが不可欠なのだろうと思います。 ◆戸惑ったこと 印象に残ったことと重複しますが、ターミナルの方を見た時、進行した腫瘍が大きくなり壊死も起こしていたので、生活に支障をきたしているだろうと思い、即座に病院で切除したら完治は望めませんが、生活しやすくなるかと考えました。しかし、先生にも伺いましたが、それは決して患者さん本意の治療にはならず、病気を受容しているのに慣れない病院という環境に移して不必要な侵襲を加えることは本人を苦しめるだけのように思います。ご家族もよく理解されていました。患者さんや周囲の人たちと長くつきあう中で、患者さんにとって、どういった医療が必要なのか見えてくるものなのだなと思いました。 ◆疑問に思ったこと 冬は筋肉の硬直も進んでADLの低下が見られました。在宅で暮らしている患者さんは他の季節ではそれぞれどういった変化を感じ、困っておられるのかなと思いました。 ◆明日までの目標 今日来られた患者さんの疾患を勉強する ◆今週中の目標 地域医療について学ぶ ◆いつか達成したい目標 患者さんとうまくコミュニケーションをとる |
朝の吹雪の大久保出張所。なかなかの雪ですよ。 |
待合室実習をしてもらいました。患者さんとお話し。コミュニケーションスキルを学ぶ場所です。 |
珍しい川○病の患者さん。BCGの痕が赤くなっているのが特徴です。 |
局注の場所を確認している私でした |
腰痛の患者さんに対し、局麻薬の局注をしてもらいました。 |
外来診察も体験。問診、身体所見とり・・・一連の流れを獲得してください。 |
出張所の診察が終わって、やれやれ |
外は寒い。早く帰りましょう。 |
◆経験したこと 今朝は屋根から雪が落ちる音で目が覚め、一晩ですっかり雪景色に変わっていました。長靴と白衣の上にジャンパーを着込んで、大久保の出張所まで向かいました。大雪の中もたくさんの患者さんが受診され、待合室では話しに花を咲かせておられました。私もいろいろ話しを聞かせていただきました。 ◆印象に残ったこと 雪深い町並み、マイナス1度の表示、久しぶりに長靴で踏みしめた雪の感触がまず印象的でした。雪の吹雪く中を、腰をかがめながら高齢の患者さんが受診されました。病院や伊吹診療所まで行くのは、交通手段もなく大変だそうで、出張所の存在が地域の方にいかに大切かを感じました。 昨日来られた女児が今日も受診し、川○病疑いとなり、病院へ紹介されて確定となりました。実際に川○病を発症されているお子さんにお会いしたのは初めてです。 ◆戸惑ったこと 介護認定審査会では介護認定の流れや評価の基準などを知ることができました。コンピューター審査による一次判定だけでは情報が偏り、調査委員や家族のコメント、医師の意見書が評価に大きく関わっていました。コンピューター判定では上着の着脱を「自立」と評価していても、実際には30分以上かかっているというコメントがあって初めて重症度を正確に評価されているケースがありました。評価に携わる人がどれだけ情報を引き出し伝達するかに大きく依存しているのだと思います。また、来春からスタートする新予防給付が思った以上に機能的に進むまで道のりが長く、現場では試行錯誤で取り組まれていることがわかりました。 ◆疑問に思ったこと 「雪かき」ではなく「雪どけ」と呼ぶこと。「かく」くらいでは雪を除けないからだと聞きました。 往診を通して、病院で患者さんを迎える側から、患者さんの生活圏に入っていく側に変わる医療を見せていただいたと思います。今日話しに出てきたことですが、町ですれ違えば普通に地域で生活する人を、たまたま病気を患って病院に来た時には患者さんという視点でみている自分に戸惑ったことがあります。患者さんを生活と切り離して見ている部分がそうさせているのかもしれません。往診は生活を通して患者さん全体を見ている医療だと思います。 ◆明日までの目標 今日見た患者さんについて調べる |
朝は腹部エコーで所見をとってもらいました。医師になったらまんべんなく見る自分なりの流れをつかんで欲しいと思います。 |
肺機能検査をしてもらいました。患者さんの肺活量、努力肺活量、1秒率などを算出します。 |
膝関節に注射をしてもらいました。(当然ですが、事前に患者さんに了解を得ています) |
午後からの往診の道すがら、ロータリーが除雪していきます。 |
とある家でドラえもんと一緒に。願いを叶えてくれる不思議なポケット。 |
往診宅に行く道すがらです。長靴がないと歩けません。 |
教授から「是非、伊吹山に登ってきなさい」と言われたそうですが、今日は遭難しそうです。せめて眺めるだけにしたほうが良さそうです。 |
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採血についても、一人一人経験しながらうまくなっていく。私たちもテクニックを一つ一つ教えたいですが、研修期間が短すぎますね。 |
8件目ともなると、寒くなり、もう日も沈み暗くなっています。あと2件頑張りましょう。 |
診療所に帰ってきて、午前中にできなかった調剤実習をしてもらいました。分包器の使い方も看護師により指導してもらいました。 |
床ずれの患者さんに、壊死部を除去し、ラップで覆う「ラップ療法」を見てもらいました。 |
◆経験したこと 午前は外来実習でいろいろな検査や手技を経験させていただきました。患者さんは嫌な顔ひとつせず了解してくださり、本当にありがたかったです。反省点として、採血の時の手の固定をしっかり覚えておきたいと思います。腹部エコーやスパイロメーターでは、実際患者さんにさせていただくのは初めてでしたが、手の動かし方、声かけの仕方など勉強になりました。 往診では、患者さんと接する家族の様子、訪問看護や在宅ケア、施設ケアの利用状況などを前回よりも注意しながら見せていただけたと思います。 調剤実習は、往診後に時間を取ってくださりありがとうございました。薬袋一つごとに1回分の薬がまとめてあり、袋に名前も記載してあってとても親切だと思います。何度も調剤ミスがないか複数人でチェックされていましたので、安心できる体制を取られていたと思います。 ◆印象に残ったこと 病気を治そう、良くしようというのは、治る病気、良くなる病気に対してであって、治らない病気、進行性の病気には、医療は患者さん自身の病気への受容、介護に対する家族のサポートにも重点が移っていくのだと思います。介護する家族には負担がかかると思いますが、患者さんの状態が少し回復したり悪くなったりをともに喜んだり心配しながら、暖かく見守っておられた姿を見ると、在宅ケアは社会福祉や医療のサポートをうまく得られれば家族にとっても良いものだと思います。 豪快に雪を飛ばしていた除雪車、頭に雪をかぶったドラえもんの石像、長靴の中に唐辛子を入れると暖かい(?)と知ったこと。 ◆戸惑ったこと 午前中は採血失敗したりで申し訳なかったです。反省を活かして上達したいとつくづく思うばかりです。 ◆疑問に思ったこと 伊吹の人はなんでこんなに穏やかで親切なんでしょうか・・・と思いました。 ◆明日までの目標 腹部エコーの見方を勉強する |
最終日の朝は「雪どけ実習」。雪かきじゃなく、雪どけを体感してもらいました。重いでしょう? |
事前に予習して、腹部エコーをしてもらいました。課題として、肝、胆、膵、腎、脾を描出してもらいました。 |
内視鏡実習では、十二指腸から胃の噴門部まで抜くところを体験してもらいました。 |
お昼の伊吹山はすごくいい天気で、診療所とペンションいぶき(宿泊地)を一緒に写真に撮りました。 |
午後からのデイサービス実習で、レクレーションに参加してもらいました。スタッフがレクをしながらも、利用者さんの体調に配慮している様子を観察してもらいました。 |
一緒に歩行練習。若い女性となら、元気も出ますよね(!?)。 |
輪投げに挑戦。 |
なぜかこんな事に・・・。 |
デイサービスの後、送迎をして、スタッフでミーティングに参加。一人一人に気を配った配慮がされていました。 |
医師・看護師・在宅介護支援センター・ケアマネ・デイサービススタッフ・理学療法士・ヘルパーなどによるケースカンファレンス(ケア会議)の様子。 |
今日は忘年会で、年忘れです。(学生さんは電車の都合で帰っちゃいましたけど。運転手も・・・) |
来年も頑張りましょう。 |
◆経験したこと 午前中は外来で腹部エコーや内視鏡を触らせて頂きました。実習で経験した筋注、採血、点滴、調剤などもだんだん慣れてこられたように思います。午後は診療所近くのデイケアセンター「愛らんど」でデイサービスのレクリエーションから送迎、最後のミーティング、夕方はケースカンファレンスの後、ちゃっかり忘年会にも参加させて頂きました。 ◆印象に残ったこと ケアセンターでは、スタッフが利用者の方の性格、家庭背景まで良く理解した上で個人にあった対応をしながら笑顔の絶えない楽しいレクリエーションをされていました。 診療所を基点とした医療を見る実習だけでなく、地域の福祉や保健と蜜に連携した地域医療をみせて頂けたと思います。ケースカンファレンスでは医療スタッフ、ヘルパー、PT、ケアマネ、社協の方などが集り、利用者への共通理解と最善となるサポートのやり方を一緒に考える場となっていました。それぞれの立場から一生懸命に利用者のことを考えておられる様子が印象的でした。 ケアセンターでは楽しい反面、サンタクロースの仮装をすることになってちょっと困りました…。 |
実習生さんのよかったところ ○「専門は何にするの?」と尋ねて、「まだわかりません」と答えていましたが、そのような頭の柔らかさが、実習内容に柔軟に対応してくれたのかなと思いました。一緒に楽しい4日間が過ごせて、非常にリフレッシュできました。病院では経験できない、患者さんの日常の様子が在宅では見られること。死は敗北ではなく、患者さんが安心して過ごしてもらえるためにはどのようなサポートが必要なのか、良く理解してもらえたと思います。 実習生さんの、これから改善できそうなところ ○技術的な面はまだまだですが、とにかく体験してもらうこと、経験してもらうことで、うまくなっていくと思います。診療所ではできるだけ眠くならない実習を心がけたつもりです。 実習生さんの、印象に残ったこと ○ドラえもんの石像と一緒に写真を撮ったこと 実習責任者へのフィードバック ○シニアレジデントの先生から得るものはたくさんあったのではないかと思います。 (注)ホームページ掲載は、研修医や学生が読者になるであろう地域医療研修のコーナーからのみアクセスできるようにしています。伊吹ではどのようなことが体験できるのか、実習を通じて私たちスタッフがどのような学びができたのか、振り返りの積み重ねとして、また伊吹診療所の貴重な財産として残していきたいと思います。ただし学生さんや患者さんへのプライバシーの配慮は十分になされなければならないことは反省点です。 |