3週間前に老健スタッフより「利用者さんからの意見なんです。文化祭に出たいんですけど何とかなりませんか?」と言われました。すぐにジョイホール館長の山田さんにお願いしました。最初は、既にプログラムを作っているので無理ですと、言われましたが、しばらくして電話がかかってきて「発表してもらう時間を作りました」とおっしゃってくださいました。
元気な人が発表するのが普通ですが、介護を受ける「要介護者」が、一般の人に聞いてもらえるような歌を発表するというのはとっても画期的ではないかと思うのです。いつもはお世話になっているばかりの人が、外にメッセージを発信できるってすごいエネルギーだと思います。
終わってから、「いい思い出になりました。棺桶に持っていけます」とおっしゃった利用者さん。老健施設は最長でも3ヶ月しか入所できません。この時期にこの人達が集まって発表できるのは、たった1回しかありません。緊張で、いつもより声が小さくなってしまったようですが、よき思い出になったことと思います。
文化祭と同時に商工会フェスタもあり、盛況でした。 |
あふれる人、人。市町村合併の効果か? |
老健の入所者さんが作った太鼓踊りの作品。牛乳パックに色紙を筒状にして詰めていきました。 |
直径約1cmの小さな円筒の集合体で、作品の大きさは1.2mくらいです。モデルは上野太鼓祭りのチビクロさん。 |
発表前にホールに入るところ |
発表の機会は、全ての発表の終わった後、特別に作っていただきました。ありがとうございました。 故郷(ふるさと)と紅葉(もみじ)を歌いました。 |
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