2007 かっとびいぶきマラソン

2007.8.26
天気 快晴、気温 30℃(10時前 3合目)、湿度 60%、微風

 さて、残暑の中、2007年のかっとびいぶきマラソンが始まりました。スタッフは総勢300名、選手1200名を迎え入れます。朝 6:45に集合し、それぞれの部署に配置しました。今年は嘉田滋賀県知事が挨拶&スタートの号砲、国松前知事がランナーとして参加されるなど、話題のあるレースとなりました。
 アタックいぶきは、山頂までの10km(標高差1200m)で、900名が登録。チャレンジいぶきは3合目までの6km(標高差600m)で、200名が登録。エンジョイいぶきは3合目まで歩いて登ります。

 私は、救護班として14回目の参加となります。私の担当は2.5合目。ランナーが『wall 壁』と呼ぶ場所。過去にも死亡者や病人が多数出ています。今年は必ず病人が出るだろうと予想していました。高温で湿度は低いため、今年は霧吹きによるミストが(気化熱により熱を奪い、涼しくなりました。ランナーは1列になりスピードが遅くなるという効果がありました)有効だったように思います。水をかけ、うちわであおい、声かけを続けました。この区間での脱落者はいませんでした。

トップランナーは約1時間でゴールしたと思います。リタイアは100人以上となりました。お疲れ様でした。

3合目で会議に入るスタッフ

こちらも業務担当の確認作業

山頂の様子。快晴である。

3合目ゴールはチャレンジいぶきの部。
アタックは、山頂がゴール

物資を持って、担当の場所に配置する

もう秋色の3合目

2合目半より湖北の平野を望む。向こうは琵琶湖

たくさんのパラグライダーが気持ちよさそうに・・・

200mm望遠で見る長浜ロイヤルホテル

水タンクを運びおろす

トップランナーが上がってきました

眺めるスタッフ

トップランナーもここはかなりきつそうな急坂

後続のランナーはこんな感じですね。きつそう

ほとんど無風状態で、したから枯れ草の熱気が上がってくる。

これにはびっくり! のランナー。前も3cmくらいでした。

3合目から見上げた山頂付近。登山道が白くなっている

今年役に立ったのは、霧吹き。「幸せ」とランナー

レースが終わり、荷物を取りに来るランナー

救護班としてのコメント(メモ書き、来年用)

@配置場所・・・山頂(医師・看護師)、8合目(消防署)、5合目(医師・看護師)、3合目(医師・看護師・消防署、高規格救急車)、2.5合目(医師・看護師)、2合目(医師・看護師)、追い上げ(医師・看護師)

A物品・・・各救護所に救護物品ボックス・・・内科用(輸液セット、携帯酸素、AED、タオル、水、氷、スポーツドリンク、塩)、整形用(瞬間冷却スプレー、エアーサロンパス、ソフトシーネ、包帯)、外科用(洗浄用生食、滅菌ガーゼ、セッシ&綿球、少量の消毒液、速乾式手指消毒液、手袋)、簡易担架、うちわ、紙コップ

B次回より入れてほしいもの・・・霧吹きを各場所に3個ほど(乾燥している日には有効)

C晴れ・暑い日・・・熱中症が出やすい。水分・塩分の確保を十分に。スタート地点の健康チェックで注意喚起。
  曇り・湿度の高い日・・・下山時のスリップによるけがをしやすい。山頂で筋肉が冷えてしまうので注意。
  雨の日・・・5合目ゴールかも。長時間待機するスタッフの体調管理に注意。
  雷注意報・・・中止