４日目
大久保先生からのメッセージです・・・
【女子監督の大久保です】
２０名の優秀な選手を預かり、大変プレッシャーを感じながら指導をしています。
また、今回のスタッフの方々も選手と同じ金額の自己負担での参加です。中には小学生の子ども２人のお母さんもいます。（大久保は最初に旦那さんに了解を得て来ていただきました。現在家では旦那さんが主夫をされているようですが・・・・）このようなスタッフの方々が選手と共に価値観を共有できる遠征になるようにと願っています。
今回の遠征スタンスは、個々の技能の向上はもちろんですが、チームとして機能する選手になることと将来日本を代表するプレーヤーになるための資質向上、日の丸を背負う意味と意義を理解してもらうことです。
昨日のオーストラリアナショナルコーチングスタッフの指導もそうでしたが、個々の技能向上はもちろんのこと、チームとしてどうしたらよいか（スキル、ポジショニング、モチベーション、コミュニケーション、普段の言動）を考えてほしいと思っています。
このように選手にとっては厳しい状況の中、選手達は互いに交流を深め、有意義な遠征をしていると思います。いろいろ心配なこともあると思いますが、選手達が行って良かったと言われる遠征になるよう頑張ります。
最後に昨日の出来事
○昼食はカレーライス（日本で食べるカレーライス）
なかなか地元では食べられないそうですが、地元スタッフの方が配慮してくださり選手一同おいしくいただくいことができました。日本で当たり前のことがこちらでは当たり前でないことを伝えました。どこまで伝わったかは分かりませんが、私も思春期の娘を持つ親として、先生や指導者の方には子どもに対し、こんなこと言って欲しいなあということを伝えたつもりです。くだらない話しを真剣に聞く選手達を見て、この子達を選んでよかったと胸をなで下ろす監督
○夕食は韓国料理
とても辛くなかなか食べることができない選手達。お店側が一生懸命で、店を閉め選手達の食事作りに専念してくださいました。いろいろ配慮してくださり、感謝です。男子スタッフから男女選手達に、食べられないから食べないでは、将来日の丸を背負うことはできない。社会に出るとわがままが通用することはない。などいろいろな話しをしてくれました。女子選手はなかなか食べられませんでしたが、コーチから食べない選手は試合に出さないと言ったとたん必死に食べ始めました。食べないと走れません。檄をとばすコーチ陣に感謝
○体調を崩す選手、故障を訴える選手が出てきました
このように書くと心配される方もいらっしゃると思いますが、畑野Ｄｒ、新川Ｔｒがついています。テーピングや部屋でストレッチ講習会など試合以外の所も取り組んでいます。ご安心ください。また誰と思われでしょうが、心配御無用。畑野Ｄｒ・新川Ｔｒに感謝
○カタログを見てビックリ！
今回のジャージ、ユニフォーム等は今までにないほど個々の選手に配られています。グリフォンのカタログも配りました。配られたものの値段（オーストラリアドル）を見て選手達はビックリしています。これも地元の方の配慮と中学校部会の事務局をしてくださった馬場先生のおかげです。地元の方と馬場先生に男女スタッフ一同感謝
○カメラ係のスタッフ
女子選手は毎日全体で写真を撮っています。空港、グラウンドなどホームページにあったと思います。昨日は公園で写真を撮りました。なお、個々の選手が持ってきているカメラにも同じ写真が収められています。その時には私たちコーチングスタッフはカメラマンとして活躍しています。思い出多い遠征になるようスタッフは影武者のようにがんばっています。スタッフの身軽さに感謝。
４日目は、午前中は紅白試合をしながら、指導をしていただきました。結成してまだ３日しかたっていないチームなので、チームワークを作りながらの練習となっていたようです。きびきびした動きは、見ていても気持ちのいいものでした。途中からはオーストラリアの選手（彼らは西オーストラリアの現役の選手だそうで、オリンピックシルバーメダリストの人も）、ボールに食らいついていく姿勢や、的確な鋭いパスは、とても刺激になったのではないでしょうか。
午後からは、ショッピングに行きました。Gryphonというスポーツ用品店は、オーストラリアではメジャーで、ホッケー用品では世界を代表するメーカーです。この遠征においても多大な支援をしていただいています。街へ出て自分の力で買い物をし、各自歩いて帰るという体験もしました。夜は中華料理店まで歩いていき、楽しく食べることができました。どの店でもそうですが、一度に50数人分作ることはなかなか大変なようで、お店の人に対しても感謝しなくてはなりません（中にはとてもすごい夫婦げんかしている店のご夫婦もありました）。
 今日も良い天気です。日差しが強くなると肌がひりひりします。 オーストラリアでは紫外線が日本の７倍だそうでUVローションは当然のように塗っています。 |
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 JapanのTシャツ、かっこいい！ |
 男子コーチ陣 |
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 練習を終えて1枚。子どもたちは世界のトッププレイヤーと練習ができ、とても貴重な経験ができました |
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 同時に、この子どもたちが日本代表という自覚を求められています。がんばれ |
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