振り込めサギ防止啓発運動 2009.2.12

 米原警察署から連絡がありまして、高齢者への振り込めサギがなくなるよう啓発したいとのことでした。ケアセンターいぶきの外来待合室において、警察の方と、マスコットの「けいたくん」が来てくれました。外来中だったもので、すぐに診察に戻りましたが、その後も1時間ほど患者さん方に愛嬌を振りまいてくれたそうです。警察のイメージも「ゆるキャラ」で一気にゆるむことがわかりました。自分自身、警察官と一緒に写真を撮ろうなんて、悪いことをしない限り思わないと思うのですが、けいたくんとは「一緒に撮って〜」って思ってしまいました。

 それはともあれ、悪い事件のないことを祈ります。

老健 実地指導(監査) 2009.2.12

 ケアセンターいぶきも開設3年を経過し、何とか軌道に乗ってきたと思います。保健・医療・福祉全部をやりたい、子どもからお年寄りまで全部みたい。地域に特化して、包括的に地域の医療や福祉をサポートしたいと思っています。老健においては、3ヶ月を限度として家に帰す施設になりました。在宅復帰率は約8割となり、滋賀県には他にない、全国でも非常にユニークな施設となっています。現在、ショートステイの比率を増やし、30床としています。1ヶ月にショートステイを利用する人は約90名で、在宅で過ごす人を優先しています。ストレッチャーで来た人は、車いすで帰す、車いすで来た人は歩けるようにして帰す、そんな施設です。胃ろうがあっても自力で食事ができるようになった人もあります。食事介助は2時間かけてもらっています。たとえ90歳代であっても、その人の潜在能力を活かせば、歩けるようになり元気になっていかれます。

 デイケアにおいては、米原市に限定し1日定員20名としています。米原市はもとより、湖北地域に、リハビリに特化したデイケアはなく、これも全国発信できる部門だと自負しています。回復期病棟が全くない湖北圏域。脳卒中病診連携パスが全国で取り組まれていますが、資源の少ない湖北独自の地域連携をしなければなりません。保健所や滋賀県の方々には、是非、今後の湖北の地域連携を考えた指導をしていただきたいとお話しさせていただきました。

 リハビリは現在PT・OT4名体制ですが、来年度からは6名体制となります。老健は本来の中間施設として回復期・維持期のリハビリを考慮し、デイケアや訪問リハビリという充実したケアを実践します。湖北地域から全国にアピールできる地域包括ケアの実践地として、今後も突き進んでいきたいと考えています。

本日は、ありがとうございました。