奥伊吹 ブンゲン登山 2009.5.2

午前中は仕事をして、午後から奥伊吹に行ってきました。お目当てはミヤマキスミレ。ついでにブンゲン 1260mにも登ってきました。登り2時間、下り1時間。ただ、ササが生い茂り、道が見つけにくくなっています。今度来るときはカメラの替わりに草刈り機を・・・といつも思っていてもできないのです。

花を見ていると、一つの花の中で、雄しべが花粉を出す時期と、雌しべが花粉を受け取る時期がずれていることに気がつきます。人間でも兄弟で結婚しないのと同じで、植物も遠くの別人と結婚するような仕組みになっているようです。その仲立ちをするのが昆虫であり、昆虫なしでは植物は子孫を残すのが難しい。花は植物と昆虫の不思議な関係で咲いていることに感心します。

ブンゲン(滋賀県第3位の山 1260m)より見る伊吹山はお椀型・・・手前は虎子山

奥伊吹スキー場はキャンプ場になっています

ヘビイチゴ? ミツモトソウ?

タチツボスミレ

ミヤマキスミレ

3葉の茎の位置が少しずれているとオオバキスミレ(大葉気黄菫)、同じだとミヤマキスミレ(深山黄菫)
だそうですが・・・

ピークは過ぎていました

ネコノメソウの仲間

サンカヨウも咲き始めています。ふわっとした小さな花

葉っぱは大作りなんですが・・・

ミツバツツジがまぶしい

一気に緑が吹き出しています

タムシバは終わり

イワウチワは標高1000m以上ではまだ残り花

右に見えるこぶがブンゲン

ユキザサのつぼみ

ブンゲンは別名 射能山 とも呼ばれます

ミヤマシキミ

今年は異常に少ない菫の仲間

新緑の落葉樹の中を進みます

道はややわかりにくい

ヤマシャクヤク

ユキモチソウ(雪餅草)はそのイメージ

ヤマシャクのふんわり感がなかなか難しい

キバナイカリソウ(黄花碇草)

ウラシマソウ(浦島草)は釣り糸のように・・・

帰りは甲津原交流センターにある、

喫茶『麻心 まごころ』で休憩を

お勧めキーマカレー

コーヒーも美味しい