2014.11.27-11.30
男子FHEカップ３日目（１１月２９日） 第５試合Perth Hockey Stadium
VS Bukit Jalil Sports School(MAS) ＪＡＰ ３ー１（０－１）ＢＪＳＳ
ＦＨＥカップ３日目。本日第２試合、準決勝はマレーシアの強豪ＢＪＳＳとの対戦。
試合は相手のスピードあるパス回しに翻弄されながらも何とか最後のところで日本ＤＦ陣が踏ん張りしのぐ形で試合が展開された。９分疲労したＤＦの一瞬の隙を突かれ、ＧＫと１対１の場面を作られ、ＧＫ山内が飛び出したところ技ありのループシュートがゴールに吸い込まれ先制を許してしまった。１点のビハインドを追う日本は、果敢に走り前線でプレス、自陣では献身的なマークから飛び出しで機をうかがい前半を０－１で終了。
後半に入り、粘る日本に対し相手も疲れを見せ始めた６分、最初のＰＣを得た日本。早めに追いつきたい日本、バリエーションからタッチシュートを試みるが相手の固い守備に阻まれる。続く７分にはGKを交わし絶好のゴールチャンスが巡ってくるがこれも阻まれる。その直後８分。ＰＣを得た日本。シューターはもちろん日本の主将永吉。胸の日の丸を何度も確認し渾身のフリックシュート。相手ＧＫのスティックをはじき飛ばしゴール右上に突き刺す同点ゴールで試合をふりだしに戻した。続く１２分相手陣地２３メートルライン後方でＦＨを得ると、素早いリスタートで永吉がサークル内に打ち込むとそこに飛び込んだ岩崎が見事にタッチシュートを決め逆転に成功した。何とか同点に追いつきたいＢＪＳＳは１７分ＰＣを得るが、１番騎竹林のブロックに防がれ追いつくことができない。終盤に入り疲労を見せるＢＪＳＳに対し短時間での選手交代で動きが止まらない日本。早くに追いつきたいＢＪＳＳはゴール前にロングボールを入れる回数が増えてきた。２０分、中央から打ち込むボールを沖原がカットし、前線の為国につなぎ、ＧＫに対して押し上げてきた松本と２対１のカウンター。この決定的なチャンスをＧＫを左に交わしスライディングしながらリバースでシュート、貴重な追加点をあげた。その後も日本の足は止まらずＢＪＳＳの追撃を振り切り日本は明日の決勝進出を決めた。３得点を挙げるなかで、やはりＦＷ陣の前線でのひたむきなプレス、ＭＦ・ＤＦ陣のしつこいマークで相手の攻撃を積みとる全員の粘りが勝利へと導いた。明日は、１４：２０（日本時間で１５：２０）から、１Ma Eaglesと対戦する。日本からはるばる応援に駆けつけていただいた応援団の心強い日本語の応援、そしてこの掲示板を通してたくさんの方々から頂いた応援メッセージを力に明日は選手・スタッフ全員で優勝に向けて頑張ります。応援よろしく願いします。
前半 松本 岩崎 為国
（藤島） （沖原） （伊藤）
沼田 永吉 中花
（高橋） （山田）
竹林 田村 深見
米田
山内
後半 藤島 沖原 伊藤
（松本） （岩崎） （為国）
沼田 永吉 中花
（高橋） （山田）
竹林 田村 深見
米田
山内
 ミーティング |
 素晴らしい会場でできる幸せ |
 俊敏で強靭なマレーシアチーム |
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 後半の笛が鳴った瞬間！ |
 前半０－１からの見事な逆転でした |
男子選手の感想
投稿者：男子スタッフ 投稿日：2014年11月30日(日)00時46分1秒 98-31-103-175.static.broadbandsolutions.com.au返信・引用
＃１３岩﨑 和也
この遠征で僕はたくさんのことを学びました。
一つ目は、日本人よりも体型の大きい外国人にも速いプレスや、粘り強くプレーをすることで対等に渡り合えることが分かりました。
二つ目は、海外での食事を日本人に合うようにしてくれたり、色々なストレッチを教えてもらったりなどたくさんの人に協力してもらっていることが分かりました。
なので明日のファイナルを勝って優勝し、スタッフの方々や保護者の方々に恩返しをしたいです。
＃１４松本 航
この遠征では世界の強さを改めて感じています。ストロークの強さ、スピードののったドリブルやテクニック、そして大きながたい。最初は鳥肌が立つほど恐ろしかったです。でも、今はJAPANのみんなと恐れず、楽しくやっています。日本に帰ったら外国人のプレーを参考にして日々の練習に取り組みたいと思っています。そして、外国人に負けない体を作り、U-18、21、東京オリンピックの大舞台に立てるように努力します。
あと一日、楽しくやって優勝していきたいです。
＃１５藤島 来葵
この遠征では、日本のホッケーにはない、色々なことを学びました。外国人は体が強く当たり負けることもありました。パスのスピードをより速くしないと、つながらなかったり、普段通りにドリブルをすると簡単に取られたりしました。
残りの一試合では、積極的に海外のホッケーを吸収し、今まで支えてくださった人への感謝の気持ちを忘れずにプレーをしたいと思います。
＃１６伊藤 裕哉
この遠征では、外国人との体格の差を知りました。みんな僕達より全然でかい人たちばかりでした。その中でも日本人は、小柄を生かして細かいパスワークや体力と走力を生かして決勝までいくことができました。決勝では、自分の持ち味を生かしたプレーでチームに貢献したいです。
＃１７為国 龍次
この遠征で僕はたくさんのことを学びました。一番印象が大きかったのは、ずっとMFをしていたところから、JAPANとしてＦＷになったところです。最初は不安もあったけど、スタッフのみなさんが熱心におしえてくれたおかげで、ＦＷとしてもチームに貢献できたと思います。そしてこれまで支えてくれた人たちに感謝したいです。
＃１８沖原 爽一郎
この遠征に参加できたのは、今まで支えてくれた家族や、先生、チームメイトなどたくさんの人のおかげです。ライバルだったみんなと、仲間として海外の選手と戦える夢のような時間を思いっきり楽しみ、そして明日のファイナルマッチで勝って優勝して日本に帰りたいと思います。
写真は、畑野が撮ったものです。プロカメラマンの鈴崎さんが、素晴らしい写真を撮影し、アルバムにしていただける予定です。プレミアですので、選手の皆さんは是非、そちらを購入下さい。
また、後半を動画で撮っていますので、日本に帰ってからおいおいYoutubeにアップして行こうと思っています。こちらも、事務局の方で前後半、フルのDVDを作っていただけると思いますので、記念にしたい選手や、来年・再来年に行きたい選手はご購入下さい。