Hockey WA F-H-E Cup 2014

2014.11.27-11.30


大会4日目 決勝戦

Boys

Japan U-16 vs 1Mas Eagles

2 − 1


男子FHEカップ最終日(11月30日) 第5試合Perth Hockey Stadium
 VS 1Mas Eagles (MAS)     JAP 2ー1(1−1)MAS


 FHEカップ4日目。ファイナルに進出した日本の相手は同じグループリーグで初戦に対戦し引き分けた1Mas Eagles (MAS)である。グループリーグではPCから2失点したことを踏まえ、綿密にディフェンスの確認を行い試合に臨んだ。
 前半が始まり、速いパス回しと巧みなドリブルで攻め込むMASに対して日本は追いかける形で試合は流れた。6分にはパス回しに崩された一瞬の隙を突かれゴール前に流されたボールを合わされたがゴール上に外れ難を逃れた。しかし、その直後の7分。PCを奪われ、バリエーションから失点を許した。何とか同点に追いつきたい日本は、9分岩アがドリブルから相手のキックを奪いPCを獲得。やはりシューターは永吉。胸の日の丸を再び確認。ドラッグフリックでゴール左上に突き刺し試合をふりだしに戻した。その直後、10分にはPCを奪われ、ゴール左下に鋭いシュートがくるがGK山内がスティックで飛び込みファインセーブ。続く15分にもPCを奪われ、米田・田村の粘りのディフェンスで何とかしのいだ。
 後半に入り2分、右サイドから為国がドリブルで相手DFを2人交わしシュートを狙うが攻守に阻まれ得点できず。このまま流れを引き寄せたい日本だが、3分には相手の速攻にDFが交わされ更にGKも交わされシュートされるが、必死に戻った高橋がシュートを止め絶体絶命の危機を脱した。4分にはPCを奪われゴール右下にシュートされたが、田村のファインセーブで追加点を許さない。走る日本に対して崩すMASとの勝負。日本は全員が走り、粘るマーク、スライディングで相手の好機をを積む。じわりじわりとMASの集中力も切れ始めた12分。相手の悪質な反則から相手にイエローカードそしてPCを取得。流れは日本。一度は相手に防がれるものの再PCからストッパー中花が自らヒット、DFにブロックされたこぼれ球を再び中花がヒットシュート。ゴール左下に逆転ゴールを奪い取った。同点に追いつきたいMASは怒濤の攻撃を日本に仕掛けるが、足が止まらない日本、粘るDF陣。17分・18分・21分・23分とPCを取得されるが、ベンチからの守りのサイン、それに応える守備陣(竹林・永吉・田村・米田)そして神がかりなセービングの連発GK山内。時間が刻一刻と流れ、焦るMASに対して時間を使いながらじらす日本。会場から日本語でカウントダウンの声。時計の表示がタイムアップを示した瞬間日本の優勝が決まった。
 どのチームよりも走って走って走り回り、執拗なマークで相手FWに仕事させない。どの選手も体を張って得点を狙い、守備に努めた選手たちの腕や足は傷だらけで、金メダルとともに最高の思い出となった。

  前半    藤島  沖原  伊藤
        (松本) (岩ア) (為国)

        高橋  永吉  山田
      (沼田)     (中花)

        竹林    田村    深見

                米田

                山内


後半    松本   岩ア   為国
     (藤島) (沖原)  (伊藤)

        高橋  永吉  山田
      (沼田)    (中花)

        竹林    田村    深見

                米田

                山内

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

シュートが決まった瞬間 
 
 
 
 
 
 
 

試合を終えて、笑顔がはじけます 

素晴らしい試合をありがとう!! 
 

写真は、畑野が撮ったものです。プロカメラマンの鈴崎さんが、素晴らしい写真を撮影し、アルバムにしていただける予定です。プレミアですので、選手の皆さんは是非、そちらを購入下さい。

また、後半を動画で撮っていますので、日本に帰ってからおいおいYoutubeにアップして行こうと思っています。こちらも、事務局の方で前後半、フルのDVDを作っていただけると思いますので、記念にしたい選手や、来年・再来年に行きたい選手はご購入下さい。