2017 全日本ホッケー 大学王座決定戦

男子 決勝戦

2017.7.2 埼玉県飯能市


立命館大学  ― 天理大学

前半 1 ー 0
後半 2 ― 0
合計 3 ― 0

公式記録より引用しました・・・引用元

 第36回全日本大学ホッケー王座決定戦最終試合、男子決勝戦はスタンドを埋め尽くす大勢の観客に見守られるなか、立命館のスクープで開始された。試合が動いたのは開始早々の前半2分、立命館#11渡辺が左サイドを個人技でかけ抜き、最後はGKを交わして技ありのヒットシュート。立命館大学が先制する。

 そこからは両チームともに前線からの果敢なプレスから何度もチャンスを作るが、DF陣がサークル付近で決死の守備を見せ、無得点のまま1-0立命館リードで終了する。前半は開始早々に先制点を決めた立命館が若干の優勢で試合を進めるも、天理もDFラインからのスクープを中心に何度もゴールに迫った。

 後半に入っても両チームの猛攻は止まらず、後半11分には天理がカウンターから右サイドのエンド際をえぐり、PCを獲得。しかしPCでのフリックは右にそれ、直後のカウンターが今度は立命館にGkと1対1の状況を作り出す。そしてGKと一対一になった#17加藤が浮かしたスイープヒットをゴールネットに突き刺し、立命館に待望の追加点が生まれた。2-0となるも攻撃の手を緩めない立命館は、21分に獲得したPCを#5大堀が右上に決め差を3点に広げる。

 後半終盤はパワープレーに出た天理が怒涛の攻めを見せるが、ゴールは決められず、3-0立命館大学の勝利で試合が終了した。結果第36回全日本大学王座決定戦は立命館大学が優勝し3年ぶりの日本一に輝いた。試合結果には大きな差が生まれたものの、両チームとも王座決定戦決勝という日本一を決める試合において、日本一にふさわしい実力を見せた。夏を経て成長した両チームが秋のリーグやインカレでどのような結果を見せるのか楽しみだ。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

勝利の瞬間