初夏の北尾根 2003.5.5 その2

このシーズンは目立つ花が少ないのかもしれません。地味な花が多い。
それでも通ってみるとたくさんの花が咲いていることに気づきます。


なるほどフタバアオイはたくさん咲いていました。根本に小さな花をつけていますが、見慣れないとわかりませんよね。


同じくフタバアオイですが、昨日見た「五色の滝」のものよりかなり小さい。やはり高山だからか?


コバナノミミナグサかと思って撮りましたが、ハコベのようですね。


カナクギノキの花(感謝→mten様


フッキソウも最盛期を過ぎ目立たなくなっています。先端の色もピンク→黒になっていました。


御座峰で見たボケ。良く目立ちます


こちらは目立たないハシリドコロ。猛毒のアルカロイドを含んでいます。食べると幻覚を起こし苦しがって走り回ることから名づけられたとのこと。


オオイタヤメイゲツの青葉


ヤマシャクヤク(山芍薬)は一つだけ見つけましたが開きすぎ。もう少しつぼんでいるのが控えめでかわいいかな・・・と言うのは贅沢か。


今回来た目的はユキザサの咲き具合ですが、残念ながらなかなか頭を上げてくれない。


一つだけ咲いていたツクバネソウ。他はつぼみでした。ラッキー。葉は5葉でした。
日本名は衝羽根草で、果実をつけた葉状が、正月に遊ぶ羽根つきの羽根に似るためだそうです。


帰り際、国見峠に近いところには、あちこちにチゴユリが咲いていました。