今年で15回目の開催となった『かっとび伊吹マラソン』です。17年間の間には悪天候のため2回中止になったり、過去には熱中症による死亡者もでています。今年は、東は群馬から西は佐賀県までの900名が選手として参加されました。バックアップするのは290名を越すボランティアです。私は毎年救護班として出ていますが、今回はこれまでで最も事故の起こっている2〜3合目を担当することになりました。
今朝の天候は前夜に大雨があり、2合目以上はガスに覆われて見通しが利きにくい状態でした。役員は午前4時くらいには集まっておられたと思いますが、スタッフは午前6:45に集合し、各部所に分かれました。写真は12時くらいの伊吹山3合目から見た山頂の方向ですが、大分ガスが消えたものの山頂はガスの中。山頂は寒いため、ゴールした後すぐに駆け降りてこられていました。 |
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2合目半の所で8時過ぎより救護のスタンバイしました。9:40に麓ジョイ伊吹をスタートし、10:05頃トップのランナーがやって来られました。 |
引き続き、2位、3位で走るランナーです。私はこれまで5合目、8合目を担当しましたが、ここが一番長い急坂で、走りにくそうです。 |
女性のトップの人ですが、確か去年もトップの人じゃなかったかな? 男女合わせても5位くらいで通過されていきました。 |
後続のランナーですが、この急坂は、かっとび伊吹のコースの中でも最も過酷なようです。しかも足元がスリップし、スピードに乗りにくそうです。 |
中盤くらいの選手になると、もう歩いています。かっとび伊吹『登山』です。一番の難所、がんばれ。 |
山頂を目指すアタックの部の最後尾。後走はいつものように元アイアンマン『モリ』氏。白ゼッケンが山頂ゴール、黄色ゼッケンが3合目ゴールの選手です。 |
最高齢83歳の福○さん。毎日5kmは走っておられるそうですが、さすがにここはきつそう。 |
トップのランナーは1時間ちょっとで山頂ゴールされました。(標高差1200m、距離10km) 人間とは思えないです、毎年感じていますが。 3合目救護本部とも話しましたが、雨上がり、湿度は100%近いですが気温が低く、ガスの中で熱中症の人はなく、やれやれです。また足元が滑りやすく、スピードを出すこともしにくいためか、けが人もありませんでした。 選手の方にとっては、条件がよかったのか悪かったのか? 「こんなコースとは聞いてなかったよ〜」と弱音を吐く人がいるのは毎年のことですが・・・ |