伊吹山山頂お花畑 2005.7.23

いよいよ訪れたトップシーズン。友人と早朝に登ろうとしましたが、あいにくガスがかかり、乳児を連れて登る友人には無理と判断し、止めることにしました。梅雨明けで消耗したせいか、どっと疲れが吹き出してきて昼過ぎまで寝込んでしまいました。それでも3時頃から一人でドライブウェイを使って登ってみました。ガスがかかっていましたが、さすがにこの時間は空いています。

 いつもよりやや遅めの咲き具合です。シモツケソウ(下野草)がまだ本来のピンク色を出し切れていませんし、クガイソウやメタカラコウも咲き始めでした。元気のいいのはキンバイソウ(金梅草)。サラシナショウマはすでに花序を伸ばしていました。マルバダケブキはまだ咲いていません。咲き具合を「読む」のが難しい今年です。

画像が多すぎてすいません。(No.2 もあります) ほとんどが東遊歩道の写真です。


東遊歩道にて、メタカラコウ。咲き始めで、あちらこちらで黄色が目立ちます


東遊歩道にて、クガイソウ。まだ咲き始め。色がついていないものもあり、これから楽しめそうです。


伊吹山3合目のガイドブックと、伊吹百草という本が出版されました。是非買ってみてください。


キリンソウは今がピークです。


イタチササゲも咲いていました


カワラナデシコもピーク。伊吹山の山野草は雲(霧)による水分で潤っており、独自の植生を持っています。


ミヤマトウキ。漢方薬に使われます


イブキボウフウ


キバナノカワラマツバ(黄花の河原松葉)


ミツモトソウでしょうか?


ヤマアジサイはまだ咲いています(ご教授感謝)


ノリウツギ。樹液に含まれる粘液を製紙の糊料に使うので名付けられたらしい。


ノリウツギ。材は硬いのでパイプ、木釘、小物細工に使われ。根や花は去痰剤になるそうです。


シモツケソウは、つぼみの状態で、これからです


ヨツバヒヨドリ


アサギマダラが飛んできていました。


シシウドです。大きいと2mくらいになります


シュロソウも、今はかなりたくさん見られます。


メタカラコウ


くるっとカール


キツリフネ(黄釣舟)


キンバイソウ(金梅草)は今がとっても元気に輝いています。


イブキトラノオの群生


キンバイソウ。黄色が鮮やか

続く