大会3日目。対戦する相手は、日に日にに強い相手となっています。手を抜くことができない毎日の試合、35分ハーフの試合が7日間続きます。子どもたちの体も疲れでいっぱい。マッサージとテーピングなどの処置で、10〜20人の子どもたちが毎日新川トレーナーのところを訪れているのですが、「試合は楽しい」、「もっとやりたい」という言葉がいっぱい出てきて、すごいな〜と思いました。今日は男子は、11時15分からサウスオーストラリア戦、女子は14時からクイーンズランド戦がありました。
★写真は、みんなが載っているわけではない点、ご了解ください。
昨日のタスマニア戦で、相手からベストプレイヤー賞
(メダル)をもらいましたね。
家族や友人、先生方からの掲示板への書き込み
選手たちも熱心に見ていました。
選手用のテーピングのたば(新川トレーナー作)
彼は朝昼晩と、処置に明け暮れていました
今日もいい天気です
試合開始。
相手は大柄で、しかも組織されています
当たり負けしないように必死
前半、1点目を入れられました・・・悔しい
激しく当たってこられるので
一生懸命、走るしかない
浮いたボールへの審判の判定は、日本よりずっと甘く、それも慣れるしかありません
前半 0−2。どうすれば得点できるのか、迷っている様子も伝わってきました。苦しいけど頑張れ
後半 0−4。相手のディフェンス
ペナルティーコーナーを決めたい
後半の中盤、空いたスペースに入り込み、14番が倒れ込みながらも見事なシューを決めました
得点したことで、息を吹き返しました
相手の当たりも慣れてきた様子
1−4で試合には負けましたが、得点できて、チームのムードが良くなりました。
男子戦評(指導陣)
試合3日目 2008,12,2(火)
対戦相手:South Australia(サウスオーストラリア)
先日の大敗後の日本男子は、気持ちを入れ替え試合に望む。日本は強力なフルプレスをかけるが、開始早々にPCを立て続けに取られるなど我慢の戦いが続いた。しかし前半9分に相手のセットプレーからリバウンドを押し込まれ先制点を奪われる。33分には、右からFGを決められた。前半終了間近、日本はPCを取るが、相手GKにクリアされ前半を0対2で折り返す。さらに後半8分、14分と立て続けに2失点するが、相手が疲れてきた終盤は日本ペースで進み流れをつかむ。後半33分、右からの瀧澤のセンターリングをゴール前で待っていた川原が豪快なリバースシュートを決め1点を返す。その後も日本ペースで進みPCを取るが追加点は奪えず無情にも試合終了のホイッスルが鳴った。またも初勝利はお預けとなった。
キャンベラ新聞に大きく日本女子の活躍が 載っています。ありがたいことです。 |
この大会で、アナリスト兼カメラマンをしていただい ている鈴崎さん。 |
最高の舞台で試合ができる幸せ |
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前半、引き気味だったため、攻めるようにコーチ陣からゲキが飛んでいました。 |
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早い時間帯にフォワードの3人がうまく絡んでシュートが決まりました。得点は16番 |
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フォワードが得点してくれて、 |
ディフェンダーも頑張りがいがあります |
最初は相手の大きさにひるんでいましたが、徐々に慣れてきている様子 |
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「まもりま〜す」と男子たちの声援も聞こえました。他のチームからも「Go Japan」と応援されてました |
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応援する男子 |
暑くてとても疲れますが、行くしかない |
フォワードのドリブル突破がすばらしく、観客も大声援でした |
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後半 相手が1点入れて同点。お互い必死で攻め、守っていました。 |
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転んでしまうシーンもたびたびありました。 |
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終わって記念写真。クイーンズランドの選手は、左腕に州のシールを貼っていました。 あれ、真ん中のおじさんの広い額にも・・・! |
女子戦評(指導陣)
試合3日目 2008,12,2(火)
対戦相手:Queensland(クイーズランド)
セミファイナル進出にむけて強豪クイーズランドとの対戦であった。開始早々から相手に対して強いプレッシャーかけ、前半5分真野のライトからのセンターリングがGKに当たりこぼれたところを徳岡がリバースシュートでゴールに押し込み先制点をあげる。その後、日本は前線からプレスをかけ続けるが、得点には結びつかなかった。徐々に相手ペースになり、苦しい時間帯が続くが、山下を中心とするDF陣がなんとか守り切る。しかし、前半25分PCを奪われ、見事にタッチシュートを決められ同点とされた。後半は相手の力強いストロークやドリブルに翻弄され日本陣内でゲームが進み苦しい状況であったが、体を張ったDFでゴールを許さなかった。日本も必死に相手から奪ったボールを前線に運びカウンター攻撃を狙う。後半30分に、真野がドリブルからPCを奪うが、得点には結びつかず、結局引き分けに終わった。
男子は、「相手が州代表でもこんなに強いのか」とカルチャーショックを感じていました。「でも楽しいです」と表情が明るい。女子は、大柄な相手にびびりながらも、堂々と戦えることがわかり、試合のあとは賑やかにしています。疲労もいっぱいたまっていますが、最高の舞台を楽しんでいます。