平成14年8月4日の伊吹山お花畑

前回7月21日に登りましたが、今回2週間ぶりのお花畑を見てきました。今が最盛期だと思われます。
だいぶん植生が変わってきています。

お花のコメントは、「伊吹山ミニ事典」から引用しています。\800 (村瀬忠義先生就筆)


西遊歩道から登り、朝7時頃でしたが、既にたくさんの人がおられました。写真はコオニユリです。オレンジ色のコオニユリが非常に目立っていました。


シュロソウです。濃い紫褐色の小花を多数つけています。以前は根茎が農業用殺虫剤に使われていたそうです。左の青い花はクガイソウ


キオン。茎頂に多数の黄金色の頭花を散房状につけています。黄色くてシオンに似ているのでキオンと呼ばれるそうです。


イブキフウロです。伊吹山にはエゾフウロ、ハクサンフウロと共に点在しています。エゾフウロと異なり花弁の先が3尖裂しています。


残念ながら天気は曇りで、ガスがかかっていました。シモツケソウの群生がきれいでしたが、晴れていたらもっと鮮やかだったでしょう。


西遊歩道から西を眺めています。ガスがなければ、遠く琵琶湖が見えているはずです。シモツケソウは今がピークです。


青紫色に咲くツリガネニンジン。ちょっとピークは過ぎ、枯れた花もありました。


コオニユリワレモコウの花対決。華麗さではコオニユリの勝ち。ワレモコウは花の形からダンゴバナ、ダンゴイタダキの別名があるそうです。


山頂山小屋横にあるイブキジャコウソウ。茎は地上を這い、枝を多数出して先が3〜5cmの高さに起き上がる。強い芳香があります。伊吹山で最初に発見されたそうです。


ダイコンソウ。山野に普通に生えているそうですが、伊吹山ではお花畑の中に混生しています。

つづく